常設展示紹介

水生生物保全センター(CAL)

水生生物保全センター「CENTER FOR CONSERVATION OF AQUALIFE(略称:CAL)」はアクアマリンふくしま本館の北側にあります。
ここではアクアマリンふくしまの新しい展示生物開発のための飼育研究をはじめ、希少水生生物の保全に関する調査研究を行っています。
また、研究経過や成果を紹介するコーナーを設けています。

主な展示生物
タガメ・ブラックバス・ブルーギル・タナゴモドキ・ハイビスカス・マングローブ植物

タガメ      
自然環境保全・保護
日本列島は、南北に長く伸びており、変化に富んだ自然環境を有しています。そして、そこには多くの種類の生物が生息しています。
しかし、現在、伐採などによる森林の減少や改変、河川や沿岸の水質汚濁や汚染、または乱獲などにより、人知れず姿を消しつつある生き物たちも少なくありません。このような絶滅の危機に瀕している生き物たちを「絶滅危惧種」と呼んでいます。
アクアマリンふくしまではシナイモツゴやゼニタナゴ、会津地方のイトヨなどさまざまな絶滅危惧種を育て、環境保全、保護に関する啓蒙活動を行っています。
シナイモツゴ

シナイモツゴ

センター内部には・・・
センター観覧通路からは内部の様子を見ることができます。
円形30t水槽2基、円形10t水槽3基、5t水槽4基、3t水槽6基、200pユニット水槽8基、150pユニット水槽10基、その他さまざまな水槽が設置されています。これらの水槽ではサンマなどの展示生物の育成や、採集生物の治療・検疫、繁殖生態の解明など、さまざまな研究を行っています。
また、それらの生物のための初期餌料として、アルテミアやシオミズツボワムシなどのプランクトンの育成も行われています。
保全センター内部
熱帯アジアの植物
熱帯アジアの植物育成
水生生物保全センターでは本館「熱帯アジアの水辺」コーナーで展示しているマングローブ植物をはじめ、さまざまな熱帯性植物を育成しています。ランやハイビスカスなど季節を問わず、美しい花々が見ることができます。
サンマの卵

サンマの卵

卵から育てる水族館
アクアマリンふくしまでは、平成9年より飼育困難生物実験施設を建設し、地域になじみ深く飼育の難しい生物の飼育技術の開発を試みてきました。
この結果、サンマ、サヨリ、トビウオの仲間をはじめ、さまざまな生物の飼育、繁殖に成功しました。
今後もCALでは、地域や私たちの生活に密着した生物を対象とした研究に取り組んでいきたいと考えています。
繁殖賞って?
繁殖賞は、社団法人日本動物園水族館協会から希少野生動物の繁殖技術の向上に資することを目的として、わが国最初の繁殖例であったことが認められた場合に表彰されます。
アクアマリンふくしま現在までに19種の生物で繁殖賞をいただいています。
繁殖賞

アクアマリンふくしまで初めて繁殖に成功した生物(日付は生まれた日)

サンマ
1997.7.7

ゴクラクハゼ
1998.11.11

リボンスズメダイ
1999.2.1

アマミイシモチ
1999.3.25

コモチサヨリ
1999.7.3

タスキヒナハゼ
1999.12.30

インコハゼ
2001.2.22

ヌマチチブ
2001.7.7

シロクラゲ
2001.11.17

ハスジマハゼ
2002.3.3

エゾアイナメ
2002.4.8

スジハゼ
2002.6.28

アカオビシマハゼ
2002.6.30

ナミハゼ
2002.10.5

サヨリ
2003.4.2

クマガイウオ
2003.12.17

サラサハゼ
2004.3.1

タナゴモドキ
2005.9.30

ホシマダラハゼ
2006.4.6

☆水生生物保全センターの入場は無料です☆

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